IHキネシオロジーの感想から:人を思う心と生き辛さと
2016.04.26 04:05|インテグレイティッド・ヒーリング(IH)|

セッションのご感想をいただいてました。
掲載許可もいただいたのでご紹介させてくださいね。
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セッションの中で、ともこさんが話して下さった内容や
お送りいただいたレポートは、納得のいくものばかりでした。
グラウディング・・・。薄々は感じていましたが、
やはり出来ていなかったのですね。
とはいえ、それが、私の人生や日常の生活に、
それほど影響しているもとは露ほど思っていませんでした。
というより、そもそも 、“この世界になんていたくない” という
気持ちが強かったので、私の中では、
グラウディングなんてしてはいけないことだったんだと思います。
ともこさんは、私の中に、罪悪感や申し訳なさがあるかと聞かれましたが、
セッションの最中には、あまり思い浮かびませんでした。
でも、よくよく考えると、この世界でどんなに辛いことがあっても、
身体が不自由であっても、しっかり生きて、
何かのために役にたっている人たちを見るたびに、
私は五体満足に生まれてきて、これといった苦労もしてないのに、
なんでこんなに甘えた生き方しかできないのか、
世の中の何の役にもたってないじゃないかという情けない思いが、
いつもいつもありました。こんな私が生きていることへの罪悪感や、
何もできないことへの申し訳なさみたいなものが。
こういう思いが、どんどん、どんどん、グラウディングを弱くして、
魂を分裂させてしてしまっていたのですね。。。
魂バラバラ、なるほど、なるほど。私は私でありながら、
ひとつではなかったのですね。
(中略)
私、ともこさんに言われたとおり、この世界での喜びみたいなことを、
あまり実感できずにいました(探しても、探しても、感じられいというか)。
でも、セッション中、ともこさんが、搾り出すようにして言って下さった
“それでもね、この世界には楽しいことがあるんよ!!” という言葉、
とても心に沁みました。あ~、ともこさんが言うんなら、
この世界には辛いことがあることも重々承知した上で、
それでも、やっぱり楽しいことはあるんだと言う、
そんなともこさんの言葉なら、信じされると思いました。
セッション後の自分自身の変化を、
しっかりと自覚できているかと言われれば、
明確には答えられないというのが正直なところです。
ただ、漠然とですが、心が穏やかで軽いような
(そもそも、心が軽いなんて思えてなかったことからすると、すごいことなんですよね)。
以前は人と一緒にいると、緊張感からソワソワして落ち着かなかったのですが、
そのソワソワが、少なくなっているような気がしています。
そして、セッションから戻って次の日、目覚まし時計に起こされた時には、
出来ればこのまま眠っていたい・・・と思ったのですが、起きてみると、
いつものような体の重さがなく、???といった感じでした。
私にしてみると、いつも(特に朝は)体が重いのが当たり前なので、
その重さがないことに逆に違和感を感じてしまって、
体が軽い=これはいいことなんだ!!と脳が理解するのに、
一瞬時間がかかったのが、なんとも面白い感覚でした。
なんだか、書きたいことがまだまだあるような気がするのですが、
文章にまとめれない感じです。
何にしても、改めて、これまでの私自身にごめんなさい、
そして、今まで一生懸命守ってくれてありがとう、という気持ちでいっぱいです。
そして、何よりも、ともこさんに会えて、本当に良かったです。
自分への信頼が低いことが問題でしたが、こうして、
ともこさんをみつけて、セッションを受けるということを選んだ私のことを、
しっかり信頼してあげたいと思いました。
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わたしがセッション中にお話させていただくことは、
みなさんの身体が伝えてきてくれることなんですね。
なので、みなさんの身体がお話ししてくれるおかげなのです。
いつもありがとう〜!
さて。
この方は繊細さを持ち合わせていて
人間愛が強く、人を思う気持ちもとても強くて
それ故の生き辛さがありました。
感想に書いてくださっているように、
他人を思いやる気持ちが強い方の中には:
「世の中の何の役にもたってないじゃないか」
「こんな私が生きていることへの罪悪感」
「何もできないことへの申し訳なさみたいなもの」
という気持ちが出てくる場合があります。
要因としては、いくつもあるのですが、
例えば育った環境からの影響、親からの影響で
親がそんな人とか育て方の指針やそう聞かされて育ってきたとか、
前世の影響、人に貢献できなかった無念さが残っているとか、
責任感の強さ、義理人情などいろいろあるのですが、
大きな要因のひとつとして、自己価値の低さがあります。
そもそものところ、人は存在しているだけで価値があるんですね。
それを受け入れてなかったり、自己価値の低さから、
何かをして評価を得ることにより価値を見出そうとしたり、
何かしていないと価値がないなどという思い込みがあると
「常に何かをしていないと落ち着かない(Beingでいられない)」
「人の役に立たなければ」
「貢献しなければ」
などという思い込みや信念にも繋がってしまうのです。
人を思う気持ちや人間愛を同時に強くお持ちの方は
特にそんな傾向があります。
これらは、他人を軸にした生き方にもなってしまいます。
そうなると、自分を大切にできていないんですね。
自分がおざなりになってます。
でも自分では気がついていないものだから、
ただただ生き辛くて「この世界にいたくない」
「消えてしまいたい」などと思ってしまうこともあり、
グラウンディングが弱くなります。
なのでまずは、自分を大切にしてあげて欲しいです。
自分で自分を認めてあげて欲しいなぁと。
人ってね、本当にそこにそのままあるがままで
存在しているだけで価値があるんですね。
それなのに、自分が勝手に
「ああでなければならない」
「これをしなければならない」などと思い込んでるだけなのです。
自分で創りだしてるのね。
そこに気がついて欲しいとおもいます。
自分で創り出したのだから、
自分で創り変えることが出来るのですから。
そして、
「人の役に立たなければ」という思い込みを持ちながら
自己価値が低かったり自信がなかったりすると、
人と接することが苦手になってくることもあります。
人の役に立たなければと思いながら、出来ていないと感じるので
人と接するのが怖くなってくるんですね。
ますます自分はダメだと感じちゃうから。
で、人と接することを避けるようにもなってしまい、
またしても自分はダメだと感じる方もいるのですが、でも。
ここでの「人と接しない」という行動は、
自分を守るためなんですね。
自分が傷つくことを防ぐためなのです。
人と接することで、人の役に立っていないと感じてしまい
自己価値がまた下がってしまい、傷ついてしまっていたのですから。
だから、人を避けてしまうのは、
この状況だとしょうがないことなんですよ〜
なので、しょうがないことだったんだね、と自分に声を掛けて
そうやって守ってくれてたんだね、と自分を認めてあげて欲しいです。
無意識レベルでそうやってずっと守ってくれてたのですから。
「自己価値」「自己愛」「グラウンディング」は
基本中の基本とわたしは感じていて、
これらがあると多少のことがあっても大丈夫だと感じていて
いつも「そのままの自分を受け入れて認めてくださいね」などと
お話ししてるのですが「それができないから辛いんやん!」
「もうどうしたらいいか分からん…」という場合もあると思います。
セッションではそこを整えていくのですが、
自分じゃどうしようもない、とまで感じているのなら
セラピストなりの手を借りることも視野に入れて欲しいなぁと。
特に生き辛さをものすごく感じていたり
「ここで生きていたくない」
「消えてしまいたい」と感じているのなら、おすすめしたいです。
ここまで思いが深くなっていると、
人生の楽しさも見出せなくなってしまうことがあるから。
そうなると、生きている楽しさを感じにくくなっちゃうのね。
辛い時期って、しんどくない?
(わたしだけかしら?!)
自分で抜け出すのもいいけど、
しんどい時期が長引くくらいなら、誰かの手を借りるのもいいと思う。
自分じゃどうしたらいいか分からないこともあると思うのね。
セラピストはプロですから、そこをさくっといってくれると思います。
ほんと、人という存在は、それぞれが素晴らしい存在なんですね。
誰一人欠けることなく、今ここに
そのままのあなたの存在が必要なのです。
そして、そのままのあなたで無条件に愛されているんですね。
わたしはそれを知っているし、
わたしが感じているように
あなたもそれを感じられますように。